アジアンエステのお店で「ホットオイル」という施術メニューを見かけたことはありませんか?
「ホットオイルって一体何だろう?」
「オイルを温めて使うってことなのかな?それにはどんな意味があるんだろう?」
「普通のアロマオイルマッサージと料金が違うのかな?」
と、たくさんの疑問が浮かぶことと思います。
そんな疑問を持っている方に向けて、今回はアジアンエステで行われるホットオイルについて、詳しくご説明しますね。
まず、ホットオイルが一体何なのかをしっかり解説し、実際にチャイエス(アジアンエステ)を利用したお客様から寄せられた体験談も紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
ホットオイルとは?アジアンエステでの使われ方をご紹介!
ホットオイルとは、文字通り「温めたオイル」のことを指します。通常のアロマオイルを湯煎などで温めて使用するのですが、その使い方自体は、普通のアロマオイルマッサージと大きな違いはありません。
セラピストが手のひらにオイルをとり、それを男性の体に塗って広げながらマッサージを行うことで、手指のすべりがとても良くなります。また、アロマの香りが漂うことで、心地よい癒しの効果を感じながら、より充実したリラクゼーションタイムを過ごすことができます。つまり、ホットオイルとは「アロマトリートメントで使用するアロマオイルを温めて使う」という、とてもシンプルなものなのです。
ですが、もちろん、オイルを温めるのには理由があるんです。遊び半分で温めているわけではなく、ホットオイルには、温めることによる特別な効果があります。それがどんな効果なのか、次に少し詳しくご説明したいと思います。
ホットオイルはどんな効果がある?なぜアジアンエステで人気なの?
オイルの“伸び”や“すべり”がよくなる
オイルに限らず、すべての液体には「粘度」という性質があります。簡単に言うと、液体の「粘り気」や「ネバネバ度」のことです。粘度が高いと、液体がドロッとしていて、逆に粘度が低いとさらっとした感触になります。
この粘度は、温度が上がると下がる性質があります。つまり、液体を温めると、粘度が低くなり、よりさらっとした状態になるんです。アジアンエステで使われるアロマオイルも同じで、オイルの温度が上がると、粘度が低くなり、その結果として、ネバネバ感がなくなり、スムーズに広げやすくなるんです。
そのため、ホットオイルは通常のオイルよりも温かいため、肌に塗ったときに「伸び」や「すべり」がとても良くなり、マッサージが非常にスムーズに進みます。この特性により、セラピストの手のひらでオイルが広がりやすく、リラックスした感覚でマッサージを受けることができるというメリットがあるんですね。
肌になじみやすい
アロマオイルは、温かくなると「冷えた状態よりも浸透力が高くなる」という特性を持っています。つまり、温めたオイルは肌により深く浸透しやすくなるんです。この浸透力が高いということは、オイルが肌にしっかりと馴染むということです。
そのため、ホットオイルを使うことで、オイルの保湿効果がより一層高まり、乾燥肌の方や肌の調子を整えたい方には特におすすめです。温かいオイルがしっかりと肌に浸透することで、より健康的でしっとりとした肌触りが実感できるでしょう。
リンパマッサージの効果がより高まる
アジアンエステの魅力の一つが、「鼠径部リンパマッサージ」ですよね。鼠径部(そけいぶ)とは、足の付け根の部分にあるリンパの流れが集中する場所で、ここをしっかりほぐしてあげることで、下半身のむくみやだるさを解消することができます。特にデスクワークが多い方や長時間座っていることが多い方は、老廃物が溜まりやすく、下半身のだるさや疲れを感じることが多いですよね。
ここでホットオイルが大活躍します。ホットオイルには新陳代謝を促進する効果があり、この働きがリンパマッサージをさらに効果的にするんです。リンパマッサージ自体が老廃物の排出を促す作用がありますが、温かいオイルを使うことでその効果が倍増します。ホットオイルの温かさが筋肉をほぐし、血行を促進させるため、リンパの流れがよりスムーズになり、老廃物の排出が一層スムーズに進むんですね。
そのため、「ホットオイル + リンパマッサージ」の組み合わせは、相乗効果で新陳代謝をより活発にし、体内の余分なものをしっかりと排出することができるので、リフレッシュ感が格段に増すんです。